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あの・・・5月がやってきた

去年の5月初旬に

Tankは始めてH大獣医学部病院へ
検査に行った。

そして

5月末に手術・・・

日帰りの予定が
思いのほか傷が大きくて
痛み止めの点滴の為
1泊入院となった。

検査は2度あって
1度目はいろんなワンコがいて
初めての場所に
好奇心旺盛なTankは
テンションが上がっていた。

2度目は
無理やり押さえ込まれて
いろんなことをされるのだと
分かっていたので
診察室へ入っていくときの

「なんでボクだけここに入るの?一緒に行ってくれないの?」
・・・そう言ってるようなTankの目が
いつまでも
いつまでも
忘れられない。

あの
検査の数時間と
入院した1晩とが
Tankにとって
辛い思いをした記憶なのだと思う。

そんな記憶をTankに遺してしまったことが
悔やまれる。

悪いことをしてたたいたり
厳しく叱ったり
・・・そういったことは
まったく後悔していない。

Tankを愛すればこそのことだから。

Tankの犬生の最後に辛い記憶を残してしまったのが
悔やまれる。

散歩の時
運転してるとき
目を覚ましたとき


いろんなときに
この思いがやってくる。

「ごめんねTank!君にはシアワセな記憶だけ残したかったのに。」

いつも
そう空のTankにむかって
つぶやく。

また

あの5月がやってきた。

来年もやってくる。

Tankが逝ってしまった7月より
5月のほうが
哀しい。

あの・・・5月がやってきた_b0147475_11192957.jpg

去年の桜の下で。

あの・・・5月がやってきた_b0147475_11204747.jpg

退院したてのTank。

あの・・・5月がやってきた_b0147475_11222138.jpg

オスワリしてゴキゲンなTank、6/20。

あの・・・5月がやってきた_b0147475_11231521.jpg

歩けなくなったのでカートに乗ってビーちゃんと一緒にお散歩。

あの・・・5月がやってきた_b0147475_11253465.jpg

Tankとビーちゃんとワタシ・・・3ショットでは最後になった年賀状用撮影。
# by betank | 2009-05-23 11:26 | tank's days

犬の寿命

犬の寿命は人よりも
うんと短くて
しかも
大型犬だと10歳まで生きたら
長生きと言われることさえある。

今年2008年は
近しい人たちのワンコが
たくさん逝ってしまった。

ワタシたちのTankは
13歳だった。
わりと丈夫なほうで
13歳の5月に手術をうけるまで
病気らしい病気をしないでいてくれたから
10歳くらいまでは
“死”については身近に感じていなかった。

けれど
寿命から考えて
10歳を超えてからの誕生日は
嬉しいのの反面
一緒にいられる時間が減っているという
実感がひしひしとして
複雑な思いをもつようになった。

『この子はもういつ逝ってしまうかわからないのだ』
そう自分に言い聞かせて覚悟をしていた。

そして
「13歳という生涯はTankにとって
決して短すぎたわけではないのだ。」
そう納得することにしたのだ。

11月に親友のワンコ“たろ”が8歳で逝った。

まだまだ死んでしまうなんて考えていなかった友人のことを
ワタシたちは心配した。

人間の男の子を3人も立派に育て上げた友人にとって
たろは末っ子の4男のようなものだった。
しかも
いつまでも5歳児の心を持った愛らしいBabyである。

友人夫婦は次の子を迎えることを考えているようなので
もうすぐ1歳になる子が里親を探しているというはなしがあったので
提案してみた。

しかし
友人は
たろがたった8歳で逝ってしまったことを思うと
宝物のような
生まれてからの1年間を
育てられないことが
躊躇させられるのだと言った。

そんな友人の言葉から
こんなことを思った。

愛するワンコを失った者は
犬の寿命ということを
手助けとして納得させているのだと。

人間の年齢に換算すると
たとえ還暦に匹敵する一生だったとしても
失った者にとって
“8歳で愛する子を亡くした”
という事実に他ならないのだ。
# by betank | 2008-12-02 14:13 | ワンコ生活

シアワセだった“シルシ”

先日
帰省のたびにお店(DECEMBER12)に来てくれている
お客様が言っていたことです。

その人はニャンコを飼っていて
いつもお世話になっている獣医さんが

「40年の獣医の経験から知ったんだけどね、ワンコやニャンコが死んだときに生前うんと可愛がってもらって心残りなく亡くなった子達に限って、死後硬直がなかなか来ないんだよ!不思議だけどね。」

そうおっしゃったのだそうです。

実は
Tankは息を引き取ってから
丸2晩我が家にいたのですが


最後まで死後硬直がこなかったのです


シアワセだった“シルシ”_b0147475_1455792.jpg
手も足も
ただ
寝てるみたいに
柔らかくて・・・

ワタシ達も不思議に思っていたのです。

この話を聞いて

『良かった~!やっぱりTankはシアワセだったんだ!シアワセのシルシを最後に見せてくれたんだ!』

そう信じられました♪
# by betank | 2008-08-21 14:55 | tank's days

ゲンコツの○んち

いつだったか
yoちゃんと話したことです。

まだyoちゃんの長男yoichiが赤ちゃんだったころ
お姉さんに
赤ちゃんの○んちについて質問されたのですと・・・。

「yoichiはいつもどのくらい○んちが出るの?」
って。

yoちゃんは、こう答えたのだそうです。

「ワタシのゲンコツくらい」
って。

その話を聞いて

『あっ!おんなじ!』って思ったのです!

オムツの中に出てくる○んちって
ゲンコツの形なんです

Tankも動けなくなってオムツにするようになってから
ゲンコツ型のをしてました~。

実は
そのことを知るまで
具合の悪い子だから
こんなカタチなのかな?・・・って
心配していたのです。

ありがたいことに
Tankは病気になってから
たった1度しかお腹をこわさず
毎日毎日
カワイイ“ゲンコツ○んち”をしてくれていました!
ゲンコツの○んち_b0147475_14442428.jpg

# by betank | 2008-08-21 14:44 | tank's days

泣いてばかりのAさん

先日
12歳で逝ったグラッパのパパ
Aさんは
毎日泣いてばからなのだと
聞きました

毎日
シェフのAさんは
グラッパをレストランに一緒に連れて行って
お仕事をする間
グラッパはおとなしく
厨房と客席の間のお決まりのスペースで
待っているのでした

犬好きなお客様の時には
愛想を振りまいて
グラッパもおもてなし♪

ワタシ達には
それも楽しみのひとつでした

いつも
目を向けるといた
その場所に
いなくなってしまったグラッパ・・・

Aさんは
寂しくて寂しくて
レストランにいられないようなのです

愛するワンコを失って
それぞれのさよならがあって
それぞれの立ち直り方があって
他の人には
どうしてあげることも出来ませんが
Aさんには
何かいい薬になるものが
必要なのかもしれません・・・
# by betank | 2008-08-04 14:57 | ワンコ生活



老犬TankとBBの生活を綴ります
by betank
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